最初に、新しいキャンバスを作成します。
[ファイル]メニュー→[新規]を選択して、[新規]ダイアログを開きます。
[規定のサイズ]をクリックして[B5(350dpi)]を選択し、[OK]をクリックします。
※キャンバスの作成について詳しくは、『描き始めるその前に』→『2.準備』の「■新しいキャンバスを作成する場合」を参照してください。
キャンバスを作成したら、どんなイラストを描くのか考えながら下描きをします。下描きには[鉛筆]ツールを使います。使いやすいようサイズの調整もしておきましょう。
2.鉛筆ツールの準備(1)[ツール]パレットの[鉛筆]ツールを選択します。
(2)[鉛筆]ツールのサイズを調整します。
[ツールプロパティ]パレットの[ブラシサイズ]スライダーで調整するか、[ブラシサイズ]パレットからサイズを選択して、鉛筆ツールのブラシサイズを調整します。
下描きを進めていきます。
(1)下描き用の色の設定をする
下描きに使う線の色を設定します。後から黒で清書をするので、見分けやすいように黒以外の色を選んでおきます。
[カラーセット]パレットで水色をクリックし、選択します。
(2)大まかな形を描く
キャンバスを全体表示にして大まかな形を描きます。
(3)大まかに形を描いたら、細かく描き込んでいきます。
描きたい部分を拡大表示したり、描きやすい角度に回転させて表示します。また、ときどき左右を反転して下描きのバランスを確認します。
※キャンバスの拡大、回転表示、左右反転について詳しくは、『描き始めるその前に』→『3.基本操作』を参照してください。
■キャンバスを拡大表示する描いた線を消したい時は[消しゴム]ツールを使います。
(1)[ツール]パレットから[消しゴム]ツールを選択し、[サブツール]パレットから「硬め」を選択します。
(2)消しゴムのサイズを調整します。
[ツールプロパティ]パレットの[ブラシサイズ]スライダーで調整するか、[ブラシサイズ]パレットからサイズを選択して、消しゴムツールのブラシサイズを調整します。
サイズを大きくすると広い範囲で消すことができ、小さくすると細かい部分を修正することができます。
(3)消したい線をなぞります。
描いたり消したりを繰り返して徐々に下描きを仕上げていきます。
下描きが完成しました。
次は、下描きにペンで主線を描いていきます。
下描きが終わったら、[ペン]ツールを使って主線を描いていきます。この作業を「ペン入れ」といいます。ペン入れには、ペン入れ用のレイヤーを用意します。
圖層的介紹就略去了
1.レイヤーの準備 圖層準備下描きしたレイヤーの上にペン入れ用のレイヤーを重ねますので、区別しやすいようにレイヤー名を変えておきましょう。
レイヤーの操作はウィンドウの右下にある[レイヤー]パレットで行います。
[レイヤー]パレットのレイヤー名の部分をダブルクリックし、「下描き」と入力します。
次に、主線を描くためのレイヤーを作成します。下描きとレイヤーを分けておくと下描き用のレイヤーを非表示にするだけで主線のみのデータにすることができて便利です。
(1)[レイヤー]パレットの[新規ラスターレイヤー]ボタン(①)をクリックすると、新しくレイヤーが追加されます(②)。
(2)レイヤー名のところをダブルクリックして、「主線」と入力します。
[ペン]ツールで下描きを基に主線を描いていきます。
3.レイヤーを選択する[レイヤー]パレットで「主線」レイヤーが選択されているか確認しましょう。レイヤー名の部分がブルーになっているものが選択されているレイヤーです。
せっかく下描きとレイヤーをわけたのに、「下描き」レイヤーが選択されていると、下描きに直接主線を描き込んでしまいます。主線を描き直したり、下描きの線を消す作業が必要になってしまうので、注意しましょう。
4.ペンツールの準備をするペン入れは[ペン]ツールで行います。描きはじめる前に、[ペン]ツールの調整をしておきましょう。
(1)[ツール]パレットから[ペン]ツールを選択し、[サブツール]パレットから[Gペン]ツールを選択します。
(2)[ペン]ツールのサイズを調整します。
[ツールプロパティ]パレットの[ブラシサイズ]スライダーで調整するか、[ブラシサイズ]パレットからサイズを選択して、ペンツールのブラシサイズを調整します。
(3)[カラーセット]パレットで[黒]をクリックし、選択します。
下描きを参考に線を描きこんでいきます。
さきほどレイヤーを追加したとき、「下描き」レイヤーの上に「主線」レイヤーを作成したので、ペン入れをしていくと下描きのブルーの線とペンの黒い線が重なった部分は、下描きのブルーの線が見えなくなります。
線を修正したいときは[消しゴム]ツールを使います。
(1)[ツール]パレットから[消しゴム]ツールを選択します。
(2)[ツールプロパティ]パレットの[ブラシサイズ]のスライダーをドラッグして、ペンツールのサイズを調整します。
(3)消したい線をなぞります。
下描きとレイヤーを分けているので主線を消しても、下描きのブルーの線は消えません。
[ペン]ツールと[消しゴム]ツールを使って、ペン入れを進めます。
ペン入れが終わったら、「下描き」レイヤーを非表示にして主線だけを表示します。
(1)[レイヤー]パレットの「下描き」の左にある[レイヤー表示/非表示]アイコンをクリックして、レイヤーを非表示にします。
(2)下描きレイヤーが非表示になり、主線のみが表示しました。
これでペン入れの完成です。このように、レイヤーを分けておくと、下描きに消しゴムをかける必要がありません。
次回から、ペン入れしたキャラクターに着色していきます。
4.着色 その1 第一步
■黒ベタの着色はじめに線画の黒い部分(ベタ)を着色していきます。
1.レイヤーの準備(1)[レイヤー]パレットの[新規ラスターレイヤー]ボタン(①)をクリックし、レイヤーを作成します。
(2)レイヤー名をダブルクリックし、「黒ベタ」と入力します(②)。
主線が見えなくならないよう「黒ベタ」レイヤーを「主線」レイヤーの下に移動させます。
「黒ベタ」レイヤーのレイヤー名部分をクリックし、そのまま「主線」レイヤーの下までドラッグします。
[塗りつぶし]ツールで色を塗っていきます。
(1)[ツール]パレットから[塗りつぶし]ツールを選択し、[サブツール]パレットから「他レイヤーを参照」を選択します。
(2)[ツールプロパティ]パレットの「複数参照」にチェックが付いていることを確認します。
(3)[カラーセット]パレットで黒を選択します。
■ツールの参照先
CLIP STUDIO PAINTでイラストを描いていく時、下描き、ペン入れ、着色と、工程ごとにレイヤーを分けておくと編集・修正が簡単です。慣れてきたらペン入れも場所によってレイヤーを分けておくと、さらに便利になります。
レイヤーを分けておくと、まったく線のないレイヤーに着色することになります。塗りつぶす領域は「主線」の方にあるため、単純に塗りつぶしするとレイヤーをすべて塗りつぶしてしまいます。どうやって塗りつぶしをしていくのでしょうか?
そこで重要なのが「複数参照」です。
「複数参照」にチェックをすると、別のレイヤーに描かれたものを塗りつぶす領域として参照することができます。
■複数参照
[塗りつぶし]ツールの[他レイヤーを参照]は、表示しているレイヤーをすべて参照して塗りつぶします。下描きが表示状態になっていると下描きの線も参照してしまします。作業が終わって操作しないレイヤーは非表示にしておきましょう。
黒ベタを塗っていきます。
塗りつぶしたい場所でクリックすると、その部分だけが塗りつぶされます。
塗りつぶしがうまくいかない時は…
塗りつぶしたときに、予定外の場所にまで色が広がってしまった場合は、どこかで線が途切れている部分があります。
[編集]メニュー→[取り消し]で、塗りつぶす前の状態に戻して、[ペン]ツールなどで線が途切れている部分をつないでから、再度塗りつぶしてみてください。
(1)[編集]メニュー→[取り消し]で塗りつぶす前の状態に操作を戻します。
(2)[ツール]パレットから[ペン]ツールを選択し、線が途切れている部分を描き足します。
[塗りつぶし]ツールで塗りつぶしきれなかった部分を、[ペン]ツールで塗りつぶしましょう。
(1)[ツール]パレットから[ペン]ツールを選択し、[サブツール]パレットから[Gペン]ツールを選択します。
(2)[ペン]ツールのサイズを調整します。
(3)[ペン]ツールで、塗り残した部分をきれいに塗りつぶします。
(4)まつ毛や他の黒ベタ部分を、同じように塗りつぶします。
黒ベタの着色が終了しました。
他の部分も同じ要領で、部分ごとにレイヤーを作成し、[塗りつぶし]ツールで着色していきます。
■瞳の着色瞳を着色するためのレイヤーを作成します。
(1)[レイヤー]パレットで「黒ベタ」レイヤーが選択されていることを確認します。
(2)[レイヤー]パレットの[新規ラスターレイヤー作成]ボタン(①)をクリックし、レイヤーを作成します。
(3)レイヤー名をダブルクリックし、「瞳」と入力します(②)。
レイヤーを新規作成すると、もともと選択していたレイヤーの上に追加されます。
「瞳」レイヤーに描画した時に、主線の部分にはみ出さないようにするため、「主線」レイヤーや「黒ベタ」レイヤーより上にある場合は、それらの下に移動しておきましょう。
[塗りつぶし]ツールで色を塗っていきます。
(1) ツール]パレットから[塗りつぶし]ツールを選択し、[サブツール]パレットから「他レイヤーを参照」を選択します。
(2)[ツールプロパティ]パレットの「複数参照」にチェックが付いていることを確認します。
(3)[カラーセット]パレットで明るい茶色を選択します。
瞳の内側を[塗りつぶし]ツールでクリックします。
瞳の次は、同じ色を使う髪を着色していきます。
■髪の着色1.髪を着色するレイヤーの準備レイヤー]パレットで髪を着色するレイヤーを新規作成します。
(1)[レイヤー]パレットで「下描き」レイヤーを選択し、[新規ラスターレイヤー作成]ボタン(①)をクリックし、レイヤーを作成します。
(2)レイヤー名をダブルクリックし、「髪」と入力します(②)。
「髪」レイヤーが「主線」や「黒ベタ」レイヤーより上にある場合は、その下に移動しておきましょう。
[塗りつぶし]ツールを使って色を塗っていきます。
(1)[ツール]パレットから[塗りつぶし]ツールを選択し、[サブツール]パレットから「他レイヤーを参照」を選択します。
(2)[ツールプロパティ]パレットの「複数参照」にチェックが付いていることを確認します。
(3)[カラーセット]パレットで明るい茶色を選択していることを確認します。
髪の部分でクリックします。
すべての髪の毛をクリックして塗りつぶしていきます。
細かい毛先など、[塗りつぶし]ツールで塗りつぶしきれなかった部分が残っている場合があります。
塗り残しがあると、下にあるレイヤーの色が見えてしまうため、[ペン]ツールで塗りつぶします。
(1)[ツール]パレットから[ペン]ツールを選択します。
(2)[ペン]ツールのサイズを調整します。
(3)[ペン]ツールで、塗り残した部分をきれいに塗りつぶします。
塗り残しをすべて塗りつぶしたら、髪の着色は終了です。
次に、かぶっているサンバイザーを着色します。
■サンバイザーの着色[レイヤー]パレットで「下描き」レイヤーの上に、サンバイザーを着色するレイヤーを新規作成し、レイヤー名を「サンバイザー」にしておきます。「黒ベタ」、「主線」レイヤーより上に「サンバイザー」レイヤーが作成された場合は下に移動しておきます。
瞳と同様に[塗りつぶし]ツールで色を塗り、細かい部分はペンツールで塗りつぶします。
(1)[ツール]パレットから[塗りつぶし]ツールを選択し、[サブツール]パレットから「他レイヤーを参照」を選択します。
(2)[ツールプロパティ]パレットの「複数参照」にチェックが付いていることを確認します。
(3)[カラーセット]パレットで赤色を選択します。
(4) サンバイザーの部分でクリックして塗りつぶします。塗り残しがある場合は、ペンツールできれいに塗りつぶします。
サンバイザーの着色が終了しました。
次は、Tシャツを着色します。
■Tシャツの着色1.Tシャツを着色するレイヤーの準備[レイヤー]パレットで「下描き」レイヤーの上に、Tシャツを着色するレイヤーを新規作成し、レイヤー名を「Tシャツ」にしておきます。「黒ベタ」、「主線」より上に「Tシャツ」レイヤーが作成された場合は下に移動しておきます。
(1)[ツール]パレットから[塗りつぶし]ツールを選択し、[サブツール]パレットから「他レイヤーを参照」を選択します。
(2)[ツールプロパティ]パレットの「複数参照」にチェックが付いていることを確認します。
(3)[カラーセット]パレットで明るい水色を選択します。
Tシャツの部分をクリックして塗りつぶします。塗り残しがある場合は、ペンツールできれいに塗りつぶします。
Tシャツの着色まで完成しました。
引き続き着色を進めていきます。次回はキャラクターの肌から着色します。
5.着色 その2 著色 第二步■肌の着色1.肌を着色するレイヤーの準備肌は目や髪の下になりますので、先ほど着色した「Tシャツ」レイヤーを選択して、レイヤーを追加します。(①)
レイヤー名を「肌」にしておきます。(②)
作成した「肌」レイヤーが「黒ベタ」、「瞳」レイヤーより上になっている場合は下に移動させます。
2.肌を着色するこれまでの手順と同じように[塗りつぶし]ツールで広く塗り、細かい塗り残しは[ペン]ツールで塗りつぶします。色は薄い肌色を選択します。
3.塗り残しを塗りつぶす次に[塗りつぶし]ツールで塗りつぶしきれなかった部分を修正します。眼のフチの辺りや髪の根元あたりに塗り残しがありますが、肌の色は薄く、白色の塗り残し部分がどこにあるのかわかりにくいです。
塗り残しを見分けやすくするため、肌色と区別が付きやすい色のレイヤーを「肌」レイヤーとは別に用意します。
(1)[レイヤー]パレットで「下描き」レイヤーを選択しておいて[新規レイヤー追加ボタン]でレイヤーを追加し、レイヤー名を「背景」にします。
「背景」レイヤーが上にある場合は「下描き」レイヤーのすぐ上に移動させます。(2)肌色が塗られている部分と、塗られていない部分を見分けやすくするために、緑色を選択します。
(3)[コマンドバー]の[塗りつぶし]ボタンをクリックします。
背景が緑色で塗りつぶされ、塗り残しを見つけやすくなります。
(4)[レイヤー]パレットで「肌」レイヤーを選択します。
(5)[ツール]パレットから[ペン]ツールを選択し、[サブツール]パレットから[Gペン]ツールを選択します。
(6)[Gペン]ツールのサイズを調整します。
(7)[カラーセット]パレットで薄い肌色を選択します。
(8)[ペン]ツールで、塗り残した部分(肌と主線の間の緑色の部分)をきれいに塗りつぶします。
肌の着色まで終了しました。
次に口を塗っていきます。
■口の着色1.口を着色するレイヤーの準備(1)[レイヤー]パレットで「肌」レイヤーを選択しておいて[新規レイヤー追加ボタン]でレイヤーを追加し、レイヤー名を「口」にします。
「口」レイヤーが「肌」レイヤーより下にある場合は、「肌」レイヤーの上に移動しておきましょう。
2.線をつないでおくこのイラストの口は、下側の線がつながっていません。
これまでのようにただ[塗りつぶし]ツールで塗りつぶすだけでは、色が顔のほうまで広がってしまいます。
そこで、あらかじめ口の着色に使用する色で口の下側の線をつないでおきます。
(1)[ツール]パレットから[ペン]ツールを選択します。
(2)[ペン]ツールのサイズを調整します。
[ツールプロパティ]パレットの[ブラシサイズ]スライダーで調整するか、[ブラシサイズ]パレットからサイズを選択して、ペンツールのブラシサイズを調整します。
(3)[カラーセット]パレットでオレンジ色を選択します。
(4)口の端から指まで線を延ばすようにしてつなぎ、口の色を塗る部分を閉じます。
(1)[ツール]パレットから[塗りつぶし]ツールを選択し、[サブツール]パレットから「他レイヤーを参照」を選択します。
(2)[ツールプロパティ]パレットの「複数参照」にチェックが付いていることを確認します。
(3)[カラーセット]パレットでオレンジ色が選択されていることを確認します。
(4)口の中でクリックします。
口の線をつないでいたため、色が広がることなく口の着色ができました。
口などの赤い部分の着色が終了しました。
レイヤーが増えてきたので、[レイヤー]パレットでレイヤーの重なりを確認しておきます。
次に、白目や瞳のハイライト、パーカー、サンバイザーのつばなど白い部分を着色します。
■白い部分の着色(1)[レイヤー]パレットで「肌」レイヤーを選択しておいて[新規レイヤー追加ボタン]でレイヤーを追加し、レイヤー名を「白」にします。
レイヤーの位置は「肌」レイヤーの上、「口」レイヤーの下にします。
今回は1枚のレイヤーで白い部分をすべて着色しますが、塗る箇所ごとに複数のレイヤーにわけても問題ありません。複数のレイヤーにわける場合は、「サンバイザー」レイヤーと「肌」レイヤーの間にレイヤーを入れるように注意してください。
2.白目の線を閉じる口と同じように、白目の部分には主線がなく線が開いた状態になっているので、あらかじめ[ペン]ツールで白目の部分閉じるように線をつないでおきます。
(1)[ツール]パレットから[ペン]ツールを選択します。
(3)[ペン]ツールのサイズを調整します。
[ツールプロパティ]パレットの[ブラシサイズ]スライダーで調整するか、[ブラシサイズ]パレットからサイズを選択して、ペンツールのブラシサイズを調整します。
(3)[カラーセット]パレットで白色を選択します。
(4)目の端から、瞳を囲むように反対側の端まで線を延ばしてつなぎ、白目の部分を閉じます。
白目を塗りつぶします。
(1)[ツール]パレットから[塗りつぶし]ツールを選択し、[サブツール]パレットから「他レイヤーを参照」を選択します。
(2)[ツールプロパティ]パレットの「複数参照」にチェックが付いていることを確認します。
(3)[カラーセット]パレットで白色が選択されていることを確認します。
(4)白目の中でクリックし、塗りつぶします。
(5)塗り残しを[ペン]ツールで修正します。
同様に、瞳のハイライト、パーカー、サンバイザーのつばを[塗りつぶし]ツールで塗りつぶし、[ペン]ツールで修正します。
白い部分がすべて塗りつぶされました。
最後に、ワンポイントになるほほの赤い線を[ペン]ツールで描き入れます。
■ほほの線を描き入れる1.頬の線を描くレイヤーの準備(1)[レイヤー]パレットで「瞳」レイヤーを選択しておいて[新規レイヤー追加ボタン]でレイヤーを追加し、レイヤー名を「ほほ線」にします。
「ほほ線」レイヤーが「瞳」レイヤーより下にある場合は、「瞳」レイヤーの上に移動しておきましょう。
(2)[ツール]パレットから[ペン]ツールを選択します。
(3)[ペン]ツールのサイズを調整します。
[ツールプロパティ]パレットの[ブラシサイズ]スライダーで調整するか、[ブラシサイズ]パレットからサイズを選択して、ペンツールのブラシサイズを調整します。
(4) [カラーセット]パレットで赤紫色が選択されていることを確認します。
(5)頬の線を描き入れます。
ほほの線を描き込み、キャラクタの基本部分の着色が終了しました。
次の講座では、キャラクターの影を着色していきます。
■[透明ピクセルをロック]とは
レイヤーの透明な部分(透明ピクセル)に、何も描けないようにできる機能です。
・[透明ピクセルのロック]オフ/オン比較画像
[透明ピクセルをロック]状態のレイヤーには、グレーの鍵と市松模様のアイコンが表示されます。
・[透明ピクセルをロックアイコン]
[透明ピクセルをロック]することで、髪や肌などの色を塗った各部分の領域からはみ出さずに、影を描き込むことができます。
■影を着色するレイヤーを[透明ピクセルをロック]する影を着色するレイヤーをすべて選択し、まとめて[透明ピクセルをロック]します。
(1)[レイヤー]パレットで「瞳」レイヤーを選択します。
(2)「髪」「サンバイザー」「口」「白」「肌」「Tシャツ」レイヤーの[レイヤー描画可・描画不可]ボタン(①)をそれぞれクリックします。複数のレイヤーをまとめて選択した状態になります。
(3)[透明ピクセルをロック]ボタン(②)をクリックします。
選択中のレイヤーが、まとめて[透明ピクセルをロック]の状態になります。
[透明ピクセルのロック]が終了したら、影を着色していきます。
まずは髪の影を着色します。
髪の影を塗ります。
まず[ペン]ツールを使って影の形を描きます。
(1)[ツール]パレットから[ペン]ツールを選択します。
(2)[ペン]ツールのサイズを調整します。
[ツールプロパティ]パレットの[ブラシサイズ]スライダーで調整するか、[ブラシサイズ]パレットからサイズを選択して、ペンツールのブラシサイズを調整します。
(3)[カラーセット]パレットで暗い茶色を選択します。
(4)[レイヤー]パレットで「髪」レイヤーを選択します。
(5)影の形の輪郭を描くように、線を描きます。この後この線の内側に[塗りつぶし]ツールで影の色を入れるので、線はしっかりとつないでおきましょう。
影の線が描けたら、内側を塗りつぶしていきます。
(1)[ツール]パレットから[塗りつぶし]ツールを選択し、[サブツール]パレットから「他レイヤーを参照」を選択します。
(2)[ツールプロパティ]パレットの「複数参照」にチェックが付いていることを確認します。
(3)[カラーセット]パレットで暗い茶色を選択していることを確認します。
(4)髪の影の内側でクリックします。
髪の影だけを塗りつぶすことができました。
細かい塗り残しがある場合は、[ペン]ツールで修正します。
他の部分の影も同じように着色していきます。
次はサンバイザーの影を着色します。
(1)[ツール]パレットから[ペン]ツールを選択します。
(2)[ペン]ツールのサイズを調整します。
[ツールプロパティ]パレットの[ブラシサイズ]スライダーで調整するか、[ブラシサイズ]パレットからサイズを選択して、ペンツールのブラシサイズを調整します。
(3)[カラーセット]パレットで暗い赤色を選択します。
(4)[レイヤー]パレットで「サンバイザー」レイヤーを選択します。
(5)影の形の輪郭を描くように、線を描きます。
(1)[ツール]パレットから[塗りつぶし]ツールを選択し、[サブツール]パレットから「他レイヤーを参照」を選択します。
(2)[ツールプロパティ]パレットの「複数参照」にチェックが付いていることを確認します。
(3)サンバイザーの影の内側をクリックして塗りつぶします。
サンバイザーの影の部分だけを塗りつぶすことができました。
塗り残しがある場合は、[ペン]ツールで修正します。
次は、口の影を着色します。
■口の影を塗る1.影の輪郭を描く(1)[ツール]パレットから[ペン]ツールを選択し、[サブツール]パレットから[Gペン]ツールを選択します。
(2)[ペン]ツールのサイズを調整します。
[ツールプロパティ]パレットの[ブラシサイズ]スライダーで調整するか、[ブラシサイズ]パレットからサイズを選択して、ペンツールのブラシサイズを調整します。
(3)[カラーセット]パレットで暗い赤色を選択します。
(4)[レイヤー]パレットで「口」レイヤーを選択します。
(5)影の形の輪郭を描くように、線を描きます。
(1)[ツール]パレットから[塗りつぶし]ツールを選択し、[サブツール]パレットから「他レイヤーを参照」を選択します。
(2)[ツールプロパティ]パレットの「複数参照」にチェックが付いていることを確認します。
(3)口の影の内側でクリックして塗りつぶします。
口の影の部分だけを塗りつぶすことができました。
塗り残しがある場合は、[ペン]ツールで修正します。
(1)[ツール]パレットから[ペン]ツールを選択します。
(2)[ペン]ツールのサイズを調整します。
[ツールプロパティ]パレットの[ブラシサイズ]スライダーで調整するか、[ブラシサイズ]パレットからサイズを選択して、ペンツールのブラシサイズを調整します。
(3)[カラーセット]パレットで青みがかった灰色を選択します。
(4)[レイヤー]パレットで「白」レイヤーを選択します。
(5)影の形の輪郭を描くように、線を描きます。
(1)[ツール]パレットから[塗りつぶし]ツールを選択し、[サブツール]パレットから「他レイヤーを参照」を選択します。
(2)[ツールプロパティ]パレットの「複数参照」にチェックが付いていることを確認します。
(3)白の影の内側でクリックします。
白の影の部分だけを塗りつぶすことができました。
塗り残しがある場合は、[ペン]ツールで修正します。
次は肌の影を着色します。
■肌の影を塗る5.影の輪郭を描く(1)[ツール]パレットから[ペン]ツールを選択します。
(2)[ペン]ツールのサイズを調整します。
[ツールプロパティ]パレットの[ブラシサイズ]スライダーで調整するか、[ブラシサイズ]パレットからサイズを選択して、ペンツールのブラシサイズを調整します。
(3)[カラーセット]パレットで暗い赤色を選択します。
(4)[レイヤー]パレットで「肌」レイヤーを選択します。
(5)影の形の輪郭を描くように、線を描きます。
(1)[ツール]パレットから[塗りつぶし]ツールを選択し、[サブツール]パレットから「他レイヤーを参照」を選択します。
(2)[ツールプロパティ]パレットの「複数参照」にチェックが付いていることを確認します。
(3)肌の影の内側でクリックして塗りつぶします。
肌の影の部分だけを塗りつぶすことができました。
塗り残しがある場合は、[ペン]ツールで修正します。
次はTシャツの影を着色します。
■Tシャツの影を塗る(1)[ツール]パレットから[ペン]ツールを選択します。
(2)[ペン]ツールのサイズを調整します。
[ツールプロパティ]パレットの[ブラシサイズ]スライダーで調整するか、[ブラシサイズ]パレットからサイズを選択して、ペンツールのブラシサイズを調整します。
(3)[カラーセット]パレットで暗い水色を選択します。
(4)[レイヤー]パレットで「Tシャツ」レイヤーを選択します。
(5)影の形の輪郭を描くように、線を描きます。
(1)[ツール]パレットから[塗りつぶし]ツールを選択し、[サブツール]パレットから「他レイヤーを参照」を選択します。
(2)[ツールプロパティ]パレットの「複数参照」にチェックが付いていることを確認します。
(3)Tシャツの影の内側でクリックして塗りつぶします。
Tシャツの影の部分だけを塗りつぶすことができました。
塗り残しがある場合は、[ペン]ツールで修正します。
これですべての影を塗り終わりました。
次の講座では、髪のツヤなどのハイライトを入れ、背景を作成してイラストを仕上げます。
髪のツヤと瞳の光(ハイライト)を描き足します。
1.ハイライトを描くためのレイヤーを用意する[レイヤー]パレットの[新規ラスターレイヤー作成]ボタンをクリックしてレイヤーを作成し(①)、レイヤー名を「ハイライト」とします(②)。
ハイライトは、すでに塗ってある部分の上から描き足しますが、主線にははみ出さないようにします。
そのためハイライトを描くレイヤーは他の部分が着色されたレイヤーよりも上、主線のレイヤーよりも下である必要があります。
作成した「ハイライト」レイヤーが「黒ベタ」レイヤーより上になっている場合は下に移動させておきましょう。
2.髪のハイライトを描くまず[ペン]ツールを使って、髪のツヤを描き入れます。
(1)[ツール]パレットから[ペン]ツールを選択します。
(2)[ペン]ツールのサイズを調整します。
[ツールプロパティ]パレットの[ブラシサイズ]スライダーで調整するか、[ブラシサイズ]パレットからサイズを選択して、ペンツールのブラシサイズを調整します。
(3)[カラーセット]パレットで山吹色を選択します。
(4)髪のツヤを大体の形で描き入れます。
消しゴムツールで形を整えます。
(1)[ツール]パレットから[消しゴム]ツールを選択します。
(2)[ツールプロパティ]パレットの[ブラシサイズ]のスライダーをドラッグして、ペンツールのサイズを調整します。
(3)余計な部分を消して、形を整えます。
[ペン]ツールと[消しゴム]ツールを使って形を整えながら、髪のツヤを描き入れます。
[ペン]ツールを使って瞳に光を描き足します。
(1)[ツール]パレットから[ペン]ツールを選択します。
(2)[ペン]ツールのサイズを調整します。
[ツールプロパティ]パレットの[ブラシサイズ]スライダーで調整するか、[ブラシサイズ]パレットからサイズを選択して、ペンツールのブラシサイズを調整します。
(3)[カラーセット]パレットで山吹色が選択されていることを確認します。
今回、瞳は髪と同じ色なので、ハイライトも同じ色を使用します。
(4)瞳の光を描き入れます。
ハイライトが描き足されました。
キャラクターの着色が終了しました。
仕上げに、背景を作成してイラストを完成させます。
■背景を作成するCLIP STUDIO PAINTには、イラストやマンガ向けのさまざまな素材が収録されています。今回は、背景画像の素材を使用してイラストを完成させます。
1.背景素材一覧を表示する(1)背景画像の素材は、「用紙」レイヤーのひとつ上に追加されるため、緑で塗りつぶした「背景」レイヤーを非表示にしておきます。
「背景」レイヤーの[レイヤー表示/ 非表示]アイコンをクリックして、背景を非表示にします。
(2)[素材]パレットの、[素材[背景]]タブをクリックして(①)、背景の素材(②)を表示します。
(3)素材の一覧から、「海_04」の背景画像を選択し、キャンバスにドラッグ&ドロップします。
ドラッグ&ドロップすると、「用紙」レイヤーのひとつ上に「海_04」レイヤーが追加されます。
背景画像を追加すると、自動に[操作]ツールのサブツール、[オブジェクト]ツールを選択した状態になります。
[オブジェクト]ツール選択中は、背景画像にガイド線が表示されます。
(4)[オブジェクト]ツールで、ガイド線のハンドル・コントロールポイントをドラッグして、背景画像の大きさや位置を調節します。
(5)完成
イラストの完成です!
(6)完成したあとは
完成したイラストは、[ファイル]メニュー→[保存]で保存しましょう。
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